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Xbox Kinectはたった一年間で世界中のコンソールを一変させた

dstti-advkinect.jpg
UBIキー副社長「トム?クランシーシリーズの新作は全てKinectをサポートします」

Xbox Kinect: One Year Later
http://www.industrygamers.com/news/microsoft-kinect-one-year-later/

Kinectは昨年11月に発売されてすぐに成功を収めた。最初の60日間で800万台を突破し、「最も早く売れた家庭用電気製品」の項目でギネス記録にもなっている。このモーションセンサー装置はカメラと音声認識装置の組み合わせでXbox360を操作するためのもので、Wiiのリモコンに似ているがコントローラーを手に持つ必要がないという特徴がある。マイクロソフト他数社からモーションコントロール対応ソフトが発売されている。一方ソニーもMoveと呼ばれるモーションコントローラーを9月に投入している。こちらも売れ行きは好調だが、Kinectほどの売れ方にまでは至っていない。

マイクロソフトの広報によると、Kinectの売上は発売より現在までで1000万台を超える。プレイステーションMoveの売上はソニーによれば900万台ということだ。マイクロソフトは全世界で1000万本以上のKinect専用ゲームを売り上げている。Kinect対応ゲームはこのホリデーシーズンの新作を加えると75本以上になり、これからも拡張し続けていくものと思われる- これは昨年のホリデーシーズンまでに比べおよそ4倍の数になる。マイクロソフトは今年のKinect関連の売り上げに期待をにじませている。マイクロソフトはインタビューに、「強固なソフトラインナップや目玉ゲームの発売、有力エンターテイメント企業との協力関係や新しいハードウェア製品によって、Xbox360は来年に向けて更に記録的なセールスが約束されていると言えます」と答えている。

Kinectが(プレイステーションMoveと共に)業界に与えた決定的なインパクトは「もはや任天堂Wiiのモーションコントロール機能は特別なものではない」ということだ。マイクロソフト、ソニー共Wiiの領分であったダンスゲームなどの市場を射程内に入れた。業界アナリストのジョン?テイラーによればKinectは確かにインパクトを与えたが、それが売上に直接響いているという訳ではないということだ。

「Kinectは大きな市場ではないと捉えられているように思います。今のところ業界内ではゲーマーの需要を大きく導き出しているとは思われていないようです。」とテイラーは語る。しかし、Kinectの重要な点は新しい市場を生み出す可能性だと指摘する。「これまでゲーマーではなかった人を市場に呼び込むに当たっての障壁は目に見えて下がりました。例えば、Kinectによってたくさんの女性客がzumbaやダンスといった、エクササイズ目的のゲームを遊ぶようになりました。また、これはXbox360を子供の寝室に置かれるものから、リビングルームに進出して家族みんなが楽しめるものになる上で重要な役割を果たしました。これはKinectの大きな長所で、従来は基本的にFPSファンだったマイクロソフトの顧客を、多少ではありますが「一般化」したといえます。」

Ubisoftのセールス?マーケティング担当上級副社長、トニー?キーは熱狂的な面持ちでKinectのUbisoftへの貢献を語る。
「Ubisoftにとってはありがたいサクセスストーリーですね。私達がKinect市場のサードパーティとしては18%のシェアを持つリーディングカンパニーなんです。私達のもつマーケットシェアとしては最大で、他のどの部門でもここまでの活躍をしているものはありません。ですので、これは素晴らしいお話ですね。」
Kinectの弱点はその売上パターンだ。2ヶ月で800万台を売り上げながら、その後の10ヶ月ではわずか200万台の売上にとどまっている。このことはキー副社長にも多少の懸念を与えている。

私達としてもマイクロソフトさんにホリデー「以外」での大きな盛り上げを期待しています。そうすればこの機器の認知度が高まって、従来のソフトも年間を通して売り易くなると思います。また、こうなれば私達にとってもホリデー以外での新作発売がしやすくなりますね。4月に「マイケル?ジャクソン ザ?エクスペリエンス」を発売しましたが、今後もこうしたKinectゲームの年間を通じての発売を続けていきたいですね。それでももちろん、ファーストであるマイクロソフトさんにはその前線を張ってサポートしていただきたいですけどね。」
キー副社長が語るマイクロソフトが取れるであろう策は明確で、実現すればKinectやサードパーティを更なる成功へ押し上げることだろう。

「ハードを売る上でキラータイトル以上の起爆剤は無いですよね。キラータイトルの発売と共にドカーンと売上が垂直的に爆発することは良くあります。Wii Fit旋風なんかは私達みんなが覚えていることですよね。それにはやはりファーストさんが頑張っていただかないと、ということですね。理論的に言ってそのハードを出した会社こそがそのハードで一番ゲーム作りが上手い、ということですからね。ですので私達としてもやはり年間を通じてキラータイトルの発売をしていただきたいな、と思います。」
Ubisoftは先日発売されたばかりの看板タイトル、「ジャスト?ダンス」のKinect版に革新的な要素を盛り込んでいる。

キー副社長は語る。「私達のコアゲーマー以外向けのタイトルとしてはジャスト?ダンスが最大ですが、今年まではWii独占のタイトルだったんです。Kinectによって可能になった要素として「ジャスト?クリエイト」という機能がありまして、これはユーザー自身がダンスを記録して、私達のコミュニティサイト、「ジャスト?ダンス プラネット」に投稿できるというものなんです。投稿されたダンスはXbox LIVEで共有することが出来ます。この機能を使うと例えば、有名人が投稿したダンスをプレイする、といったことが可能になります。従来のジャスト?ダンスはゲーム内に予め用意されたダンスをするだけでしたが、この機能によってソシアル的な面が加わりました。まだ試行錯誤の途中ではありますが、プレイヤー自身がダンスで表現する側に回る、と言うのがこのブランドにとって重要な部分になるだろうと思います。」

Kinectがコアゲーマーには影響を与えていないと言うのもよくある批評ではある。いわば「ダンスゲームをする人々の為の周辺機器」と言う論調だ。しかし、マイクロソフトはそうは思っていない。
「コアゲーマーはこれまでずっとXbox360の中心にいましたし、もちろんこれからもコントローラーによる体験とKinectによる体験を両立させていきます。私達はXbox360でしか楽しめない、直感的で「本物」のエンターテイメント体験を、Kinectを通じてコアゲーマーの方々にもたらすことをお約束します。この中には「ザ?ガンスリンガー」、「フォルツァ?モータースポーツ4」、「ヘイロー:アニバーサリー」と言ったタイトル群を含み、さらにサードパーティからも「マスエフェクト3」や「ゴーストリコン:フューチャーソルジャー」などの発売が予定されています。プレイヤーはこれらのゲームの中で、ジェスチャーや音声認識機能を使ってゲームを操作することができます。

キー副社長もこれに賛同するが、それは簡単な道ではないと語る。
「昨年のE3でアナウンスしたとおり、トム?クランシーシリーズの新作は全て何らかの形でKinectをサポートします。ゲームの要素を丸々Kinect向けに、というようなことはしませんが、ゲーム体験を広げるための要素を追加していきます。もしKinectを360に接続してあると出来ることが増える、と言うのは楽しいですよね。コアゲーマーの皆様が必ずしもKinectをご利用でない、と言うのは、ひとえにコアゲームにKinect向けの便利な機能が入っていない、ということに他なりません。コアゲームにKinect機能を搭載するときに重要なのは、ただ入れたいから入れた、というような機能ではなく、従来の手持ちのコントローラーより動かしやすい、という部分が必要になってくると思います。昨今のFPSのコントロールシステムは非常に洗練されたものになっていてよく完成されています。ですのでコントローラーで出来ることであればわざわざKinectでやろう、とは思いませんよね。コントローラーの機能を広げられる何かを求められているのではないかと思います。」

Kinectの未来像はどのようなものになってくるだろうか?マイクロソフトによればそれは明るいものだという。
「私達はまだKinectでゲームやエンターテイメント、ソシアル体験を通じてできるようになることのほんの表面を触った程度です。Xbox LIVEと同じくらいに、KinectはXboxを拡張する価値があるとお考えくえださい。Xbox LIVEはゲームができることやゲーム機がエンターテイメントやサービスに於いて何を提供できるか、と言う概念を変えてきました。更にXbox LIVEを通じて私達は継続的にXboxと言うプラットフォームが提供できるものを築きあげられるよう努力してきたことを実証できたのではないかと思います。Kinectもまた、全く同じ方法でゲームができること、コンソールが提供できるエンターテイメントやサービスを変えていきます。これはまだその始まりに過ぎないのです。」

Ubisoftもまた来年のKinectの展望に期待を寄せている。キー副社長は「Kinectは完全に私達の未来です。このホリデーシーズンにも沢山のゲームを発売しますし、とても野心的ですよ。Kinectそのものにも昨年のホリデーシーズンと同様の売上も望めると思います。」と語る。

ジョン?テイラーはこういった期待より更に熱狂的だ。「Kinectは今やマイクロソフトの生態系の一部で重要な役割を示している」と記したのを皮切りに、「このお話は非常に面白い時期にすることになりますね。あと僅かでダッシュボードやBingにアップデートが来ますので。
マイクロソフトが需要を喚起するのにゲームに頼る必要はもはやないでしょう。マイクロソフトは音声認識機能やエンターテイメント検索機能が目玉となって多くの人々に訴求することに期待を寄せていますが、私としても大きなチャンスがあるのではないかと思います。
ちょっとあの映画を見たいな、と思った時にわざわざ50ページものメニューを掻き分けなければいけないなどというのは御免こうむりますが、マイクロソフトがこの状況を是正し、全てのものへとアクセスしやすくすれば、既に普及している360本体の稼働率をゲームなしで高めることができます。」これはKinectのジェスチャー機能によって手持ちのコントローラーを使う必要がない、というだけのことではない。
「そうではなくて、声なんです。私にとってWiiのWiiらしさ、と言うのは動作による自然なインターフェイスだったんです。ボタンを押すのではなく、ただ実際に動かせば良いと。Kinectもこれをやって、Wiiより更に改良されています。これに音声機能でのインターフェイスが加わります。つまり音声インターフェイスですね。次は思考インターフェイスでしょうか。これは私にとって本当に、本当に魔法のような進歩ですよ。」とテイラーは付け加えた。



 去年、Kinectがローンチで800万台売ってその後の一年間で200万台しか売れていないことを指摘している。同時期、ソニーはPSMOVEが900万台出荷したと発表したことで、「何をやっているんだMS、今年1年、Kinect全然売れていないじゃじゃないか」という記事。
 しかしこの内容で「Kinectの売れ方は不健全」をメインに据えて記事を書く「XNEWS」は、さすがと言うか相変わらずと言うか狂ってるというか、完全に出井氏に毒されてしまっていますな。
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